よく耳にはするけれどミシュランって?と思われた方も多いと思います(^_^;)
そこで、ミシュランについて少しご紹介しますね。
1889年の設立より120年、世界中で愛されているフランスのタイヤメーカーです。
ミシュランタイヤの始まりは、自転車のタイヤ修理でした。当時一晩かかっていた修理と着脱を、たったの15分で行えるように開発。そのタイヤを装着した選手が自転車レースで優勝したことから、世間の注目を集めることとなり、その後、自動車にも世界初の空気入りタイヤを装着させるなど、先駆者的な役割を果たしてきました。
ミシュランは、1946年にラジアルタイヤを発明し、転がり抵抗の著しい低減とそれに伴う燃料消費の抑制、さらにタイヤライフの向上など、タイヤ性能は大きく向上しました。ミシュランは1946年にこの技術の特許を取得しました。
ミシュランはトレッド面のゴムの強化のため、シリカ(二酸化珪素)を配合し、1992年に世界で初めて製品化しました。
この技術によって登場した「グリーンタイヤ」は、転がり抵抗が大幅に低減されているのが特徴で、 自動車の燃料消費を低減し、その結果CO2排出を抑制することのできる画期的なタイヤでした。
1894年にフランスで行われた国際博覧会で、積み上げられたタイヤを見て、ミシュラン兄弟の弟の エドワールが「腕をつけたら人間になるじゃないか」と兄のアンドレに言ったのがきっかけでした。
イラストレーター、オ・ギャロのスケッチからインスピレーションを受けたミシュラン兄弟は、「ヌンク・エスト・ビバンダム (いまこそ飲み干す時)」というセリフに、クギやガラスなどを入れたグラスをタイヤ男に持たせれば、空気入りタイヤは障害物があっても乗り心地がよい、というアピールになると思ったのです。こうして1898年にミシュランマンが誕生しました。
当時はまだ名前が正式に決まっていませんでしたが、1898年に開催されたレースで、あるドライバーに「ビバンダムが来た!」と呼ばれたアンドレは、この表現が気に入り、タイヤ男は以後「ビバンダム」と呼ばれるようになりました。フランス以外の国では「ミシュランマン」として知られています。
パリ万国博覧会が開催された1900年。広まり始めたばかりのドライブ文化を、より安全で楽しいものにするために、ミシュランガイドが生まれました。
市街地図やガソリンスタンドやホテルの紹介と、本当にドライブを楽しむためのガイドブック。発行当時は、無料で配布されていました。
ある修理工場で、傾いた作業台の足代わりにミシュランガイドが地面に積み重ねているのを見かけ、「人々はお金を払って買ったものしか大切にしない」と兄弟は語り、1920年からミシュランガイドの販売が始まりました。
1926年にホテルに星をつけるシステムがスタートしました。「3つ星」による評価は1931年~1933年に導入されました。
ミシュランの社員による覆面調査の一番の目的は、「一般のお客様としてサービスを受けること」。 調査員も一般の方も、同じ条件で過ごせる・・・、つまり本当にドライバーたちが快適に過ごせるような情報を提供する、という目的が生き続けているのです。
ミシュランガイドの星は、(1)素材の質 (2)調理技術の高さと味付けの完成度 (3)独創性 (4)コストパフォーマンス (5)常に安定した料理全体の一貫性 という5つのポイントについて評価されています。あくまで、これは料理そのもののみの評価なのです。
そして、その星の意味は・・・
そのために旅行する価値がある卓越した料理
遠回りしてでも訪れる価値があるすばらしい料理
そのカテゴリーで特においしい料理
しかし、たとえ星がついていなくても、ミシュランガイドに掲載されるレストランは、その時点で調査員の評価に値するお店(一定の基準値を超えているレストラン)なのです。
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いかがですか?ミシュランのこと知っていただけましたか?(*^o^*)
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